歯ならびは悪いが特に気にしてない…、そういう方も多いのではないのでしょうか。
たしかに、命に大きく関わることはありませんが、身体に様々な影響をおよぼすということは、証明されています。
歯ならびやかみ合わせが悪いと
- 歯磨きが難しくなるので、磨き残しが増えることで虫歯や歯周病になるだけでなく、口臭の一因にもなります。また、歯ならびが悪いことでかみ合わせが悪くなると、あごの関節障害の原因となることがあります。
- 咀しゃくの効率を悪くなってしまうので、消化器系統への負担が大きくなります。さらには、発音がうまくできず、何度も聞き返される事態になります。
- 悪い状態が持続してしまうと、口腔顔面の筋肉や骨自体の成長、発育を阻害し、骨格性の不正咬合へ移行することも考えられます。
- 歯科治療が難しく、治療効率が上がらないことが多くなります。人生の比較的早い時期によい歯並びにすることは、歯科的な管理を優しくするというメリットを生むことになります。
- 歯が気になって人前で笑えないという人がいます。本人に心理的な負担があるとすれば、社会的な活動のうえで、マイナスになることはあっても、プラスになることは決してありません。スマイルに自信を持てるようになりましょう。
大人になってこれらの症状が気になって矯正治療をするとなると、時間がかかるだけでなく、費用も高額となり骨が柔らかく歯を動かしやすい子供と違って、大人になると骨が出来上がっているので、歯を動かす域が制限されてきます。
また、抜かなくてもいい健康な永久歯を抜くことにもなってしまいます。
子供のときに治療を行えば、長い間コンプレックスに悩まされることなく、しっかり噛めることで、ものをおいしく食べたりことができます。
子供は、自分で自分の歯の状態が分からないので、矯正したいと言い出すことはありません。親御さんがしっかりと子供の成長過程をチェックすることが大切です。
気になることがありましたら、当院へお気軽にご相談ください。